介護福祉士 資格 形態別介護技術

形態別介護技術のキーワード

回想法

回想法は、介護福祉士が、利用者のこれまでの人生経験を共感的な態度で聞くことにより、利用者の自尊心を高める方法です。高齢者の場合、現在の出来事に対する記憶が失われていても、昔の出来事は覚えている場合が多く、過去の経験や出来事を思い出させることで、認知症の予防や進行の抑制につなげていきます。

 

現実見当識訓練(リアリティ・オリエンテーション)

日時・場所・人の名前・状況などに関する認識を見当識と言います。見当識に障害を持っている状態を見当識障害といいます。見当識障害は、認知症の代表的な症状で、認知症の進行に伴って悪化します。現実見当識訓練(リアリティ・オリエンテーション)とは、見当識障害の予防や進行の抑制につなげていく訓練です。

 

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症とは、大脳皮質の萎縮をもたらす病気です。全般的に知的機能が低下し、記憶障害、見当識障害、人格の変化などと共に失語、視空間失認、人物誤認など、個人差はありますが日常生活の自立性が失われていきます。

 

脳血管性認知症

脳血管性認知症とは、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害を繰り返し、脳の神経細胞が破壊されることが原因となり発症します。、記憶障害、見当識障害、感情失禁の症状がみられます。アルツハイマー型認知症と比べ、人格や判断能力は比較的保たれています。

 

せん妄

せん妄とは、意識障害の一種で、幻覚・錯覚・恐怖・不安などが出現し、激しい興奮状態や行動障害を引き起こす状態です。認知症の場合、夜間に出現することが多く、夜間せん妄と呼ばれています。せん妄への対応は、音や光など周囲のの刺激を減らし、なるべく静かな環境を作り心を落ち着かせ、恐怖感や不安感を無くすことが大切です。

 

高齢者虐待防止法

高齢者虐待防止法とは、正式名称を「高齢者虐待の防止、高齢者の擁護に対する支援等に関する法律」と言います。高齢者虐待防止法は、高齢者への虐待防止を目的として、2005年(平成17年)に制定されました。

 

言語聴覚士(ST)

言語聴覚士は、言語聴覚士法に基づく国家資格です。音声機能、言語機能または聴覚に障害のある人に対して、その機能の維持向上を図るため、言語などの訓練や訓練に必要な検査および助言、指導などの援助を行う。

 

 

 

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